家庭菜園をする上でいろいろと必要になるものが結構あります。
庭先のちょっとしたスペースにしろ、ベランダでのプランター栽培にしろ、最低限必要になるものの知識がないとどうして良いかわからないものです。一度にあれこれ集める必要はありませんが、状況にあわせてそろえていきましょう。
丸型スコップ(剣先スコップ)
土の掘削、植物の移植、等に使用し、JIS規格がある。木柄やスチール柄もあるが、軽くて固いものが良い。土の掘削、植物の移植、等に使用し、JIS規格がある。木柄やスチール柄もあるが、軽くて固いものが良い。
角型スコップ
土の掘削等に使用し、JIS規格がある。木柄やスチール柄もあるが、軽くて固いものが良い。
園芸用スコップ
土木用スコップから発展したもので、小型ですくい角が広い。
家庭鍬(かていぐわ)
家庭菜園の普及により改良された鍬。小型・軽量化されている。
作鍬(さくぐわ)
刃床部が刃と台からなる、古くからの鍬。
ホー(草削り)
別名立鎌ともいい、明治ごろから使用されている引き鍬の一種。刃の部分に窓が開いているものを窓ホーという。
ネジリ鎌(ネジリがま)
除草用の小さい鎌。刃と柄の間の部分がねじれていて柄を握る手と地面の間に若干の距離ができるようになっている。
草刈鎌(くさかりがま)
草刈、枝払いに使用する。薄刃(草刈り)、中厚(小枝払い)、厚刃(枝払い)の種類がある。
木鋏(きばさみ)
日本古来の植物用の鋏。刃渡り、刃型などで長さや型が多種類ある。
移植ゴテ
左官用のコテを改良した土すくい、定植に使用する片手用のスコップ。細いものは移植ゴテともいう。
フルイ
土木作業用のものが改良され、園芸用にしたもの。網の部分を用途に合わせて替えられるようになっているものもある。
如雨露(じょうろ)
現在一般に出回っているものはプラスチックの散水じょうろで、戦前イギリスから輸入され改良された英式如雨露などもある。
プラスチックプランター
別名コンテナーともいう。加工しやすいプラスチックを利用したもので、多種多様の形状がある。
プラスチック鉢
加工しやすいプラスチックを利用したもので、長鉢、輪鉢、深鉢などがある。蘭鉢や菊鉢など植物により使い分けるものもある。大きさを表す値は「号」で、1号は3センチ。
ポリポット
育苗用に使用するポリエチレン容器。安価でサイズが多い。
ペーパーポット
古紙などを材料にして成型した育苗用ポット。
鋼管支柱
植物の転倒防止やつるの誘引に使用する。鋼管の表面を樹脂で覆ったもので、竹に似せたものや、表面にイボ状の突起を施したものなどがある。長さや太さも種類があり、トンネル用の半月型やネットやシートをはるためのアーチ状にした形状のものもある。
結束用品
支柱クリップ、ビニタイ、バンド、シュロ縄などがある。転倒防止や折れ曲がりの防止、誘引の補助などに利用される。
キュウリネット
細いポリ糸を荒く編んだ立ちキュウリ栽培用の誘引ネット。支柱にロープなどで固定して使用する。
防鳥ネット
鳥よけ用のネット。他のネットと比べると太いロープを使用している。
防風ネット
網目が細かい風除け用のネット。支柱やベランダの欄干に固定して使用する。
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